マニュキュア ~ 基本に忠実な確かなマニキュア技術 ~

1カウンセリング

横1_カウンセリング-(1)

事前に記入していただいたカウンセリングシートの情報を把握してカウンセリングに入ります。お客様のお好みやご要望を伺い、マニキュアの特徴などを説明させていただきます。

見極めポイント!

お客様の好みやご要望をカウンセリングでしっかり汲み取ることが出来なかったり、カウンセリングが不十分であると、「こんな色にするはずじゃなかった」「イメージしてた色と違った」など、不満が残る結果になってしまう可能性があります。

2アレルギー確認・毛髪診断

横2_-アレルギー確認・毛髪診断-(2)

施術に入る前に、念のため何かアレルギー反応が出たことがあるかどうかの確認をします。髪質や頭皮の状態を見させていただき診断をします。お客様の髪質を把握してから施術に入らせていただきます。

見極めポイント!

マニキュアは直接頭皮にはつけませんが根元付近に塗布するので、比較的アレルギーが出にくいですが、アレルギー確認を怠ってしまうと肌が弱い方やアレルギー体質の方は稀に皮膚に反応が出てしまうこともあります。

3薬剤説明

横3_薬剤説明-(2)

今回の施術で使用させていただく薬剤の説明を致します。使用しているマニキュアの成分や特徴などについて実際に使用するマニキュアを見ていただきながら分かりやすく説明致します。

見極めポイント!

髪に直接触れる薬剤ですので、実際に」使用するマニキュアの成分や特徴の説明がないとお客様は「マニキュアは本当に安全なのだろうか」「髪や頭皮に負担は本当にないのだろうか」など、目に見えないものは不安を感じてしまいます。

4準備工程

横4_準備工程-(3)

お客様のお洋服が汚れないように、衿元にラップで保護してタオルをかけ、その上からクロスをかけます。マニキュアは塗布をする直前にカップに出して、色味によって調合します。

見極めポイント!

ラップ、タオル、クロスでしかっり保護しないとお客様のお洋服を汚してしまう危険性があります。時間短縮やコスト削減のため事前にカップに出して調合しておいたり、残ったマニキュアなど古いものを使用すると塗布しても色が吸着せず染まりづらくなってしまいます。

5塗布

横5_塗布-(12)

頭皮につかないように根元を浮かしコーミングして塗布します。お客様の頭が動かないよう、髪の毛がお顔にかからないように気をつけて負担のないように注意します。肌に付いた場合速やかにリムーバーで落とします。

見極めポイント!

正しいブロッキング、塗布方法で行わなかったり、塗布量が適切でないと色ムラの原因にもなります。また、塗布する際、お客様のことを考えない手荒い施術は、頭皮や髪に負担をかけ気持ちも不快感を与えてしまいす。

6カラーチェック

横6_カラーチェック-(8)

塗布後ふんわりとラップをかけて、15分から30分ほどお時間を置きます。お時間を置いた後に軽くコーミングをして、マニキュアが染まっているかどうかのチェックをします。

見極めポイント!

ラップのかけ方に注意しないと頭皮や肌にマニキュアがべったりと付いてしまいます。マニキュアは地肌につくと完全に取れるまで一週間程かかる事もあります。染まりのチェックを適当にしてしまうと、流した後に染まっていない部分があったなど染まりムラの原因にもなります。

7シャンプー

横7_シャンプー-(3)

チェック後に、色が落ちすぎないようにぬるめのお湯でしかっりと流してから丁寧に洗っていきます。眠れるような心地良さを感じていただけるようなシャンプーをご提供致します。

見極めポイント!

マニキュアは髪の表面に絡みつくように付着しますので、しかっりと荒いすすぎも丹念に行うことが重要です。流すお湯の温度も高いとマニキュアの色を落としすぎてしまい、色味が薄くなり、染まり上がりが悪くなってしまいます。

8ドライ

横8_ドライ-(5)

ドライヤーの熱や風が、お客様の負担にならないように注意をします。乾かしている時に、お客様の頭が動かないように気をつけ優しいタッチで、髪の流れに合わせて乾かします。

見極めポイント!

ドライヤーをあてる際に、正しい位置と角度であてないとドライヤーの熱により髪や頭皮を傷めてしまう可能性もあります。手荒く乾かすとお客様に負担がかかり、不快感を与えてしまい、快適にお過ごしいただけない可能性も高まります。

9スタイリング

横9_スタイリング-(3)

カウンセリングで決めたお色を再現致します。仕上がりはつややかに手触り良く仕上げていきます。お客様のお好みやご要望に合わせて美容室ならではのセットをご提供致します。

見極めポイント!

プロの美容師として、つやがあり手触り良く仕上げ、美容室ならではのセットをご提供することは当然のことです。適当にスタイリングしてしまうと、お客様がお家でのスタイリングの参考にならず、困ってしまう可能性もあります。

10アフターカウンセリング

横10_-カウンセリング-(7)

マニキュア終了後に、マニキュアの注意点として、白いタオルは数日間使用を避けていただくこととしかっりと乾かすことなどをお話しします。次回の時期の提案もさせていただきます。

見極めポイント!

マニキュアのポイント・注意点、お家でのお手入れ方法などをお伝えしないことは、美容師がお客様のお家でのスタイリングに責任を持っていないことになり、お客様自身がどうやって家でスタイリングをすればいいのか分からなくなってしまいます。

お仕上がり

ご希望の色を再現し、つややかで手触りの良いスタイルをご提供致します。

この記事を書いたスタイリスト情報

浦野寿恵(コミュニティサロン と和 / 訪問美容 と和:トップスタイリスト)
山野美容芸術短期大学卒。市ヶ谷、銀座の美容室など10年間、美容師としてのキャリアを確実に積み上げる。特にご年配の方に支持され、自宅にもお伺いして施術をするようになる。より美容を追及するため、エステティシャンに転向。銀座の高級サロンで8年間、多くの指名を頂きながら技術を修得、チーフとして店舗を任される。ご高齢の方に喜ばれた訪問美容を広めるため、美容スキルとエステ技術を通じて啓蒙・啓発を図る。2014年11月、より活動を活発にさせるため、訪問美容とユニバーサルデザインのサロンに活動の拠点を移す。

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