今はまだ学校の規則で、染めたり、パーマもかけられないですが、卒業後は色々チャレンジしてみたいと思います。パーマとカラーどっちが傷むの?(10代女性)
どちらも少なからず痛みます。仕組みとして、カラーの場合‘キューティクルを開く’のに対し、パーマは‘髪の形状を変化’させます。 このことからカラーリングの方がダメージが大きいとされていますが、近年ではダメージを少なく施術できる薬剤が増えています。
以前までは、カラーリングとパーマを両方行う場合は、数日開けて行うことが一般的でしたが、1日で同時に施術できるサロンも多くなっています。薬剤だけでなく、トリートメントの性能が上がっていることもあり、施術でのダメージを防げるようになっています。
しかし、いくらダメージを抑えられる薬剤でも、もともとダメージがある場合は、負担が大きいので注意が必要です。
この記事を書いたスタイリスト情報
- 東京ヘアメイク専門学校卒。地域密着型の店舗で10年間従事。老若男女問わず、地域に根差したコミュニケーションで、顧客が絶えない人気店となる。そんな中、不慮の事故で左手首骨折により、一定期間の休職を余儀なくされる。リハビリ中には、美容室に行くことができないお客様の気持ちと、働きたくても働くことができない美容師の気持ちの2つを経験。このことが転機で、「訪問美容」「美容師のキャリアが活かせる店舗作り」を志す。2015年4月、訪問美容とユニバーサルデザインのサロン経営に参画することで、第2の美容師人生をスタート。