美容室の悪しき習慣 ~美容師が若すぎて頼りにならない!?~

【美容師が若すぎて頼りにならない!?】

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男性の理美容師は20歳~34歳までが全体の約9割を占めています。35歳以上は12%、40歳以上となると6%に減ります。
お客様層は美容師の年齢の前後10歳。お客様は同世代の美容師に担当してほしい人が多く、都心の若者向けサロンでは、年を重ねると需要がなくなっていきます。 これは技術やセンスの問題ではなく、ジェネレーションギャップや感覚の違いが大きな理由です。
逆に住宅街やベットタウンでは、お客様層も変わり、需要が高まっていきます。 定年はありませんが、同じ環境で活躍し続けられるかどうかが問題のようです。
年齢に合わせて、働き方を変えていくなどの工夫や、早いうちから将来の計画を立てることで、ずっと活躍できる職種になりますが、離職せざるおえない環境もまだまだあるようです。
(コミュニティサロン と和トップスタイリスト 永井香)

この記事を書いたスタイリスト情報

小池由貴子(コミュニティサロン と和 / 訪問美容 と和:代表・チーフディレクター)
山野美容専門学校卒。美容師200人が所属する、都内17店舗のチェーン店で12年間従事。ヘアメニューだけではなく、エステ・ネイル・着付けなどトータルビューティーのスキルを修得する。そんな中、骨巨細胞種という膝に腫瘍が発覚、骨盤移植の大手術を行う。1年間の車椅子のリハビリ生活で、ご自宅でもお気軽に受けられる訪問美容サービスの必要性を痛感する。美容師として復帰した2年後、2011年7月に「訪問美容 と和」を立ち上げて独立。2014年2月には、年齢、障がい、関係なく誰でもご利用できる「コミュニティサロン と和」を、巣鴨地蔵通り商店街にオープン。

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